1975年3月（X-7)日 。

MIKの巨大な扉がゆっくりと開き、いよいよN1ロケットが発射台に向かいます。

N1ロケットは高さ105m、地球低軌道への打ち上げ能力105トン（高度225km、傾斜角51.6度）で、アメリカのサターンⅤロケットの低軌道打ち上げ能力110トン（高度185km、傾斜角28度）とほぼ同じスペックです。

 

 

　なお、N1ロケットを組み立てる工場「MIK」は、長さ150m、幅80m、高さ70mあり、N1ロケットを6機同時に組み立てることが出来ます。